近視
近視の原因
近視の原因は現在のところ、よくわかっていません。遺伝的な要素と環境が関係すると考えられています。
成長過程で近視になる子供が多い理由
眼軸の長さは、成長に伴い伸びていきます。新生児は眼軸の長さが短く、たいてい遠視の状態になっていますが、角膜・水晶体の屈折力が強くなっているので、 それほどひどくはありません。角膜・水晶体の屈折力は、眼軸の長さが伸びるとともに弱くなり、全体のバランスが調整されるようになります。しかし、環境の 影響などでこれらのバランスが崩れると、近視になると考えられています。
(遠視とは、網膜の後方でピントが合うため、遠くを見るときはもちろん、近くを見るときも調節しないとはっきり見えない目のことです。)

遺伝的な要因と環境的な要因
親が近視の場合、子供が近視になる可能性は比較的高く、遺伝的な要素が複雑にからんでいると考えられます。また一般的な近視の場合、環境も影響すると考え られています。勉強、読書、テレビ、コンピューターゲームといった近くを見る作業を長く続けていると、目が疲れ、好ましくないのはいうまでもありません。
近視の治療
点眼薬を用いる治療法は、近視になりかけの偽近視(仮性近視)の時期に行われることがあります。偽近視は近くを長く見続けた結果、毛様体筋が異常に緊張し て水晶体が厚くなり、一時的に近視の状態になっていると考えられるときで、目の調節を休ませる点眼薬を用いたり、調節力を高めるため、ワック(眼の筋肉を 運動させる機械)などを用いて訓練したりします。
目の健康管理
- 正しい姿勢で、勉強や読書をしましょう。目と本の距離は30センチメートルくらい離しましょう。
- 勉強や読書を1時間したら、10分間くらい目を休ませましょう。また、本を寝転んで読まないようにしましょう。
- 運動や散歩などして、遠くを見る習慣をつけ、目の負担がかからない生活を送るようにしましよう。
- テレビを見たら、しばらく目を休ませましょう・また・コンピューターゲームなどを40分以上続けないようにしましょう。
- 栄養のバランスを考えて緑黄色野菜などを、十分に取り入れた食生活を送りましょう。
